結論から言うと、泌尿器科に行ったことは間違いではなかった。しかし、私の膣内射精障害は病院に行ったからと言って治るものではなかったので結局は自力で解決するしかないということがわかった。
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私の症状は、オナニーでは射精できるし、セックスにおいても勃起するが射精できない。セックスで膣にペニスを挿入してもあまり気持ちよくないし、快感がないので中折れすることもあり、最近では毎回のように射精できることなく終了する。
というもの。
器質性の疑いはなかった。毎朝のように朝立ちもするし、エッチな動画や画像をみるとそれだけで勃起するほどで性欲は衰えていない。
医師は膣内射精障害の症状の特徴や治療の方法について、一通り説明してくれた。
しっかりと記憶していないのだが、大体このような説明を受けて治療は終了した。パートナーに協力してもらう行動療法というのは、女性に口や手でソフトに刺激してもらってから膣に挿入し、萎えたらまた同じことをして射精を促すというものらしいが、そんなことをしてくれる天使のようなパートナーは私にはいない。
マスターベーションの改善については、「スラスト運動」を指導された。手でペニスを握ってしごくのではなく、親指と人差し指で輪っかを作り、スライドすることで刺激するオナニー方法だ。
さっそく実行してみたが、どうもうまくいかない。刺激がコントロールしにくくて気持ちよくないし、結局ついつい手に力をこめて無理やり射精しようとしてしまう。
これではダメだ。
やはり女性の膣のような柔らかで包み込むような刺激と感覚でないとトレーニングにならない。でもこんなことに付き合ってくれる女なんていないし・・・。
堂々巡りを繰り返しながら、ネットでも情報を得ようと検索をしていた時、ある泌尿器科の医師による膣内射精障害の治療に関するレポートに出会った。
それによると、「TENGAで膣内射精障害が治った例がある」と報告されていた。
TENGA?お笑い芸人のケンコバさんがよく言っているオナニーグッズのことか?あんな気持ちよさを追求しているような器具を使えばペニスがもっと鈍感になってしまうんじゃないの?
半信半疑でそのレポートをじっくりと読んでみた。