ED治療薬を使用したセックスでは確かに中折れはしなかった。しかしペニスは勃起しているにも関わらず、挿入から30分たっても射精することは出来なかった。
ED治療薬を飲まないでセックスをしている時と飲んだ時の違いは勃起が膣内で持続しているかそうでないか?という点だった。勃起が十分でも射精は出来なかったことから、私の症状は膣内射精障害であることが確定した。さらには時々中折れすることから軽いEDの症状も併発していると推測できた。
ネットでいろいろと検索をしてみる。
同じような悩みを抱えている人が思ったより多いのに驚くと同時に、やはり自分は膣内射精障害で間違いないと確信していった。
では、膣内射精障害はどうやって治せばいいのだろう?
私が若いころに膣内射精障害になった時には、当時付き合っていた彼女の献身的な協力で治すことができた。
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膣内射精障害を治す最高の方法は、オナニーを一切しないで、女性の膣で感じられるようになるまで本物の女性とセックスをやり続けることだ。たとえ最初は膣で何も感じなくても射精できなくてもとにかく膣に入れ続けることだ。私はかつてその方法で膣内射精障害を完治させたことがあったのだから間違いない。
しかし、この方法には決定的な問題がある。
それは女性側に大きな負担を強いることがだ。精神的にも肉体的にも。
いくらセックスをしても自分の体でイッテくれないことから、「私は魅力がないのかな。」「私のあそこって気持ちよくないのかな」「女として否定されている気がする」と感じてしまうのである。
また、全然射精しないのにセックスをすることで肉体的にも疲れてしまう。
自分は一切悪くないのに相手の男が膣内射精障害でそれを治すためになんでアタシがこんなしんどい目に合わなきゃいけないの?
普通はそう思って当然だ。
私の場合は奇跡的に天使のような女性がいてくれたおかげで実現したが、同じことを今してくれる女性はいない。
妻との間に燃えるような愛情はもはやないし、第一、妻とは7年間セックスレスだ。
時々遊んでくれる浮気相手はいるが、お互い割り切って遊んでいる関係でとてもそんなことは頼めない。
そもそも膣内射精障害がばれた時点でサヨナラは間違いない。
自力で治すしかない。
そう思った私だが、一度、男性の下半身の問題の専門家にみてもらおうと、まずは泌尿器科を訪ねることにした。