セックスレスな日々の果てに

婚するまでは、会えば毎回セックスをしていた。私は人よりも比較的多くの性体験を持っていたくらいで、いわゆるエッチが好きな方だったと思う。しかし、妻の方は交際中からもさほどその分野に貪欲なタイプではなかった。

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妊娠がわかってからは、コンドームをつけずに中出しできるということもあり、妻の体調が悪くない時を見計らって週に数回はセックスをしていた。

やがて子供が無事生まれた。
出産を境にわれわれ夫婦はセックスレスになった。

出産直後は妻の体調を気遣ってセックスどころではないだろうと思った。また、赤ん坊の世話や家事に追われ、夫婦の間にも恋人時代のような甘い雰囲気はなくなっていった。

そうなると、セックスするようなタイミングがどこにもなくなった。
私たちはいつしか恋人から家族になったのかもしれない。

数年が経過した頃、これは本格的にセックスレスだ、なんとかしなけりゃいけない!と思い、何度か妻に誘いをかけたことがある。しかし、タイミングが悪かったのか拒絶されてしまう。

これで私のメンタルは強くダメージを受けた。プライドは傷つき意固地になった。
「絶対俺の方から誘うもんか」そんな風に考えることで自分を保とうとした。

ちろん、セックスレスになってしまった原因は妻だけではなく私にもあるのだとは思う。いつまでもラブラブというわけにはなかなかいかないとは思うが、新婚当初のような愛を知らず知らず失ってしまったのかもしれない。私自身の魅力も減った。30代から40代になっていったことでルックスは衰え、体重も増えた。まだまだ老けこむほどではないにしても30代前半の若々しさはもうない。独身時代のようにファッションにこだわることもいつしか忘れていった。仕事も先が見えている。妻から見ればつまらない男に見えても当然だ。

しかしそうやって反省する一方で、一切アプローチをかけてこないでセックスレスの問題を解決しようという努力をしない妻を恨めしく思う気持ちもあった。

正直なところ、浮気に走ったこともある。
しかし、それも長くは続かなかった。時間も小遣いも気持ちも続かなかった。

そうなると性的な欲求は自分で処理するしかなくなる。オナニーだ。私は成人してからは常に周りに女性がいたのでオナニーはほとんどしていなかった。今思えば、おかげで若い頃は膣内射精障害などとは無縁の状態だったのだと思う。

セックスでイケなくなってきたのは、オナニー三昧の日々を送るようになってからのことだった。

その頃の私は、正しいオナニーのやり方、、、なんてものが存在することなんて知らなかった。オナニーなんて自由に気持ちよくやれば問題ないと思っていた。オカズはネットでいくらでも見つかる。国内外の無料動画サイトでエッチな動画を検索して、それを見ながらオナニーをした。ローションなどつけずに手で竿を握りごしごししごく。足をピンとつっぱるとイキやすい。1回のオナニーの所要時間は数分で終わる。お手軽だ。

それらが全部、間違ったオナニーだったことに気づくのはずっと後だ。
気がつけば私たちがセックスレスになってから7年が経過していた。

そんな時、妻が「そろそろもう一人子供が欲しいね」と言い出した。
いろいろあったけど、そういうことなら私も異存はない。さっそく子作り開始となった。

しかしその日、私は妻の中で射精することができなかった。
いや、射精どころか、膣の中で快感を感じることすらできなかったのだ。

 

 

膣内射精障害を1カ月半で克服した方法とは?

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この方法は、遅漏や膣内射精障害だけでなく早漏で悩んでいる人にも効果が期待できます。

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