女性の膣内で射精できない膣内射精障害の原因としては、代表的なものが間違ったオナニーによるものですが、それ以外にもなんと11個の原因があるという話です。

自分がいずれかに当てはまっていないか、一度確認してみては？

膣内射精障害克服のための「コンドーム・マス法」を考案したことで有名な、日本性科学会副理事長の「あべメンタルクリニック」（千葉県浦安市）の阿部輝夫院長によると、

射精障害の原因は主に１１個あるとのこと。

（１）非用手的マスターベーション

（２）強すぎるグリップ

（３）１人でないと射精できない

（４）包茎の手術をした人および仮性包茎の人

（５）マスターベーションの方法がピストン運動ではない

（６）早すぎるピストン運動

（７）上向きでないと射精できない

（８）足をつっぱり過ぎている人

（９）子孫はいらないという子孫拒否

（１０）異性の衣類や所持品などを愛好するフェティッシュ

（１１）体液恐怖

気になるところだけを少し解説をしますと、

非用手的マスターベーション

床や布団、シーツにこすりつけるなど通常の手を使う方法以外の方法でオナニーをすることです。適度な刺激のオナホールやTENGA、ダッチワイフ（今はこの言い方しないのかな？）はこれにはあたりません。

強すぎるグリップ

阿部先生によると、「強すぎるグリップが原因とみられる症例は22%にのぼっている。性障害のない男性の場合、自慰握力は平均4.25kgであるのに対し、障害が見られる男性の場合は10kgを越えていたともされる。膣圧が慣れ親しんだ自慰の際のグリップ力より弱すぎるが故に射精に至る事ができないのである」という。

10ｋｇかあ・・・。男だったらまあ普通に最大握力が40ｋｇ以上はあるでしょ？だから実際は１０ｋｇどころじゃない気がするんですよね。私の場合もこの「強すぎるグリップ」にはばっちり当てはまっていました。（※２）

上向きでないと射精できない

上向きに限らないと思います。体位、姿勢の癖ですね。なかなか治らない。オナニーばっかりやっていると、お気に入りの体位、ポジションが出来上がってしまいます。実際のセックスと同じ体位、姿勢でオナニーするというのが良いようです。

足をつっぱり過ぎている人

いわゆる足ピンオナニー。これ、本当に多いと思いますよ、たぶん。私も長年の足ピンオナニストでした。風俗（ピンサロとかでも足をピンと伸ばせない狭い店だとイケなかったもんなあ）。これも自分本位のオナニー癖というもので、実際のセックスとは違う状況で射精する癖をつけることになってしまいます。もう、絶対厳禁ですね。あ、ただしこの癖のままでもセックスで射精することは可能です。

女性上位（騎乗位）で自分は足ピンで女性の腰をもって協力しながら女性に動いてもらうことで射精には至れると思います。私もそうして射精したことが何度もあります。でも他の体位でイケない、とか中折れしちゃうとか、女性に嫌がられるとか（泣）、やっぱり楽しいセックスが見込めなくなりますので足ピンはヤメましょう。

異性の衣類や所持品などを愛好するフェティッシュ

これに関しては、そういうフェチが過ぎる人全般に膣内射精障害へ至る可能性がある、ということでしょうね。たとえばレイプ願望とかSMもの、痴漢、複数人プレイなどのAV的な性的嗜好がかたよっている人も危険だと思います。AVでのオナニーはしない方がいい、という意見はこういう性的嗜好の偏りと現実のノーマルなセックスとのギャップが膣内射精障害の原因になりうる、ということからきています。

膣内射精障害の原因は３つにわけられる

先生は11種類に分けておられますが、大別すると、

精神的な要因

身体的な要因

間違ったオナニー

の３つに分けられますね。

身体的な要因、たとえば包茎手術の後遺症だとか脳の器具的な障害と言われているものは、医者の指示を受ける必要がありますので自力では治せません。

それ以外については、自分の努力、訓練、トレーニングで改善できるものです。

当ブログで推奨している、正しいオナニー法の実践とイメージトレーニングを続ければ、早い人なら数ヵ月で膣内射精障害は克服できます。

実際、オナニーを毎日していたのを一週間に1回にしたら普通に射精できたよ～～なんていう報告もあります。まあ、これは軽度の射精障害の場合ですが、知識がないとおろおろしてしまいますよね。

そんな方のためにこのブログはあります。

自分の状況を知って、しっかり訓練して、夢のセックスライフを取り戻しましょう～～♪

【参考URL】

※１　nikkansports.com > 社会ＴＯＰ > 健康連載 > 今、心の診察室では
※2　射精障害患者に対するMasturbatorを用いたリハビリテーション