試行錯誤の末、膣内射精障害を克服するための手段としてオナニー(マスターベーション)をトレーニングとして行うことを決めた。このオナニートレーニングの目的は、刺激の少ないオナニーを行うことでペニスの感覚を改善し、女性の膣で正常に射精できるようにすること。そのために今までの間違ったオナニーをやめ、膣内射精力のアップにつながる新しいオナニーのやり方を実践するのだ。
最高のオナホールを求めて
オナニートレーニングを実践するために必要なグッズとしてオナホールがある。前回書いたようにTENGAで試してみた。
ソフトなタイプのものを選べば十分に使えることはわかった。
しかし、やはり使い捨てタイプはコストがかかり過ぎる。
毎回のオナニーで1000円近くを費やすのは少々痛い。ついつい貧乏性が出て、せっかくならもっと気持ちよくオナニーしたい、せっかくだから射精したい、と欲が出て強く動かしたりしてしまう。これでは何のトレーニングにもならない。
決して、イクこと、出すことにこだわってはいけないのだ。
これは本気のトレーニングなのだ。
「気持ちよさ」すら追及しないのだ。
あくまでも膣内射精障害を克服するための改善プロセスである。オナニートレーニングに快楽を求めてはいけないのだ。
・・・と、ストイックかつヒロイックな面持ちでややニヒルに眉を寄せてみたりしてみたのだが、この部分は建前でやっぱりどうせなら気持ちのいいオナニーがしたいという気持ちはあった。
コストパフォーマンスが高くて、ペニスに悪影響を与えないが、気持ちがいいオナホール。
そんなオナホールがあれば最高だ。
TENGAに続いて、安価なオナホールも購入して試してみた。
ドンキホーテで1000円くらいで売っているようなものだ。
これは駄目だった。
ペニスに与える感覚が女性の膣と違いすぎる。
人工的な感覚で気持ちよくなる癖がついてしまえば、膣内射精障害はもっと悪化する。
このペニスに直接あたるホールの感覚、質にはこだわらなければいけない。
安かろう悪かろうではダメだ。
オナホールは限りなく「膣の感覚」に近いものである必要がある。
そうでないと本番で射精できるようにはならないのだ。
いくつかのオナホールを試し、とうとうそれに巡り合った。