強い刺激や床などにこすりつける間違った自慰(マスターベーション)を繰り返すことが原因として起こるオナニー性遅漏、膣内射精障害のリハビリのために医療現場でも使われているのが使い捨てオナホールとして有名なTENGAです。
TENGAの種類
TENGAにはソフトタイプからハードタイプまでいろいろな種類がありますが、既に遅漏、膣内射精障害になっている場合は、ハードから始めて、スタンダードへ移行し、最終的にソフトタイプのTENGAで射精できるようにする、という段階的なリハビリが可能になります。
上の画像は2013年時点でのTENGAカップシリーズのラインナップ。膣の刺激で射精できないレベルの人は一番下のハードタイプから始めるのもいいですが、膣内射精障害克服という意味でのおすすめはこちら。
サイズが大きく、比較的刺激が少ないのでまったりとオナニーをするのに向いています。
TENGAはどこで買える?
TENGAなどのアダルトグッズはネット通販であれば、家族にばれないように発送してくれるので便利です。
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TENGAの射精障害の治療現場での活用例
TENGAは医療の現場で実際に患者のリハビリテーションツールとして使われています。
独協医科大学越谷病院の小堀善友医師は日本性機能学会でTENGAを用いた射精障害のリハビリ治療に関する論文を発表しました。
実際の泌尿器科ではTENGAカップシリーズのハードから始めて、スタンダード、ソフトへ移行し、徐々に低刺激にペニスを慣れさせて「射精に対する閾値(いき値)を下げて」いくことでペニスの感覚を取り戻していく方法を指導しています。
TENGAの利点としては、
①ある一定のグリップ圧を保つことができるため、強く握りすぎるということがない。
②ハード、スタンダード、ソフトの3タイプがあるため、それぞれの刺激に対応可能である。
③ディスポーザブルであるため、清潔である。
④従来のMasturbatorにあった女性器の装飾などがなく、デザイン性に優れているため、医療サイドとしても使用しやすい。
⑤製造元、販売元が明らかになっているので安心である、などが挙げられる。膣内射精障害の患者に対しては、一般的にはマスターベーションの方法を指導することが治療につながるが、TENGAというMasturbatorを使用させることにより、容易に指導をすることが可能であり、結果的に射精障害の治療をすることができた。
TENGAの評価と問題点
管理人も何度かTENGAを使用しています。使用感もいいし、洗う手間がなく清潔で安心できるのがいいですね。見た目がおしゃれなのでばれにくいのとカップルで使う時にもさわやかです。
しかし使い捨てということで費用がかかるのと、まとめて購入した時に保管場所に困るのが難点でしょう。常備しておかないといざやろうとしても簡単にオナニーが出来ないので不便に感じるかもしれません。
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