当サイトを見てオナホールを使ったオナニーによる膣内射精障害克服トレーニング(オナトレ)を続けてきたSさんからクレームをいただきました。
そんなメールをお問い合わせフォームから頂いて、私はいろいろと考えました。
私がサイトで紹介している方法は実際に私自身が膣内射精障害を克服した方法です。そしてそれを読んだ多くの方からも無事に射精できるようになったという報告もいただいています。また、多少アレンジをしているものの、「低刺激のオナホールでオナニーをすること」は膣内射精障害を治療する専門医である泌尿器科の医師が提唱している方法でもあります。
ただ膣内射精障害と一口に言っても症状はさまざまです。軽度なものならオナニーを一定期間我慢するだけでも治る場合があります。しかし、たとえば膣に挿入してもまったく何も感じない、今までに一度も女性の中で射精したことがない、などの比較的重度の膣内射精障害の場合、改善するまでには時間がかかります。
膣内射精障害が治るまでの期間は数週間から長い人なら1年以上かかる人もいるといいます。正しいオナニーを実践し始めて、誰もがすぐに結果が出る、というものではないのです。
そのあたりを説明して、Sさんがこの1ヶ月どんなオナニーをしてきたかをあらためて尋ねました。
すると、どうやら問題があきらかになりました。
結論から言うとSさんは、
SEXを想定したオナニーをしていなかった
のです。
イメージ面と体の動かし方の両方でオナニーのためのオナニーになっていました。
膣内射精障害を治すためのオナニートレーニングでは、常にセックスを意識して、実際にパートナーの女性や好きな女性とのエッチを想像し、女性器に挿入している気分でオナホールを使う必要があります。
イメージ面ではAVにたよることなくしっかりと想像し、ペニスへの刺激よりも脳内の興奮で気持ちよくなるように心がけます。
そして、オナホールを手で過度に動かすのではなく、実際のセックスの動きを再現するように自分自身の体を動かす腰ふりオナニーで射精できるようにしていきます。
ペニスの感度がかなり鈍っている方は最初は無理せず普通にオナホールを手で動かしていいのですが、セックスに臨む前には実戦を踏まえて腰ふりで射精できるようにしておかなければなりません。
本番のセックスはオナニーのようにリラックス、集中はできません。
緊張、自分本位の体位をとれない、気持ちのいいポイントが刺激できない、体力が尽きる、などの射精のさまたげになるハードルがいくつもあります。
オナニーをしている時に本番を想定することで、そのうちにいくつかの障害が軽減されるのです。
また、実際のセックスでも激しいピストンをしすぎるとペニスの感覚がマヒして射精しにくくなることがあります。
以上のようなポイントをあらためて説明して、再度Sさんには、イメージ&腰ふりを意識してオナトレに励んでいただきました。
そしてそれから2か月後に、
と嬉しいご報告をいただきました。
自分も苦しい思いをしてきたのでSさんの喜びはよくわかります。なかなか膣内射精障害が治らないという方はぜひ今回の事例を参考にオナニーのやり方をもう一度見直してみてはいかがでしょうか?