AVを見てオナニーをする。別に普通のことのように思えますが、このAVを見ながらのオナニーで、膣内射精障害や遅漏、インポ、EDなどの性機能障害になってしまう人が増えています。
膣内射精障害や遅漏を改善するためには、正しいオナニーをして訓練をすることが必要です。この正しいオナニーの方法にはしごき方云々のほか、AVなどの視覚的な要素を使わず妄想でオナニーすべし、というものがあります。
確かにAVを見ながらのオナニーは偏った性癖でしか興奮しなくなったり、現実とのギャップがある、刺激が強すぎる、視覚に頼ってペニスの感覚が鈍る・・・などの弊害があると言われています。
思い起こせば、かつてはオナニーと言えば妄想が基本でした。手に入ればいわゆるビニ本やグラビア記事をおかずにする程度。やがて家庭用のビデオが広まり、AVをレンタルしたりしてオナニーをするようになり、最近ではネットでアダルト動画を見つけてオナニーをしている人も多いのではないでしょうか?
膣内射精障害の専門家である泌尿器科クリニックの先生があるコラムで、AVを見ることの弊害として、実際に自分がセックスするイメージが損なわれてしまうことを上げていました。
AVによる視覚的な刺激で強制的に興奮してしまう癖がついて、現実の女性とのセックスでイキにくくなるとのことでした。
まあ、一理ありますよね。
セックスって現実には体力も使うし、相手の都合も考えてやるもので、楽な、自分が好きな姿勢で出来るわけはありません。自分の希望通りに興奮させてもらえるわけではなく、気持ち的に萎えることもあります。
「楽なオナニー」と「面倒なセックス」とのギャップはたしかに大きいでしょう。
しかし、AVなら何が何でもダメ、ということはないようで、膣内射精障害の治療訓練として「コンドーム・マス法」を考案した阿部医師は、コンドームと潤滑剤を使った上で、
AVなどを見ながらリラックスした状態で性的刺激を加える。
という方法を推奨しています。
AVの中でも、恋人とのノーマルなセックス場面や男目線のカメラアングルで疑似的に自分がセックスしているように感じられる映像などを使用すれば、イメージトレーニングとしてもよい効果が期待できそうです。
まずはAVのジャンル、内容を変えることから始めましょう。
凌辱、SM、複数人プレイ、痴漢、など、現実のセックスにつながりにくいジャンルを避けて、恋人と幸せなエッチをしているタイプのものにします。
フェラや手こきだけで抜くものではなく、きちんと膣に挿入して射精する動画をチョイスします。
スタイルが良すぎたり、美しすぎるものも非現実的です。自分がセックスするであろう相手と似たようなタイプの女性が出演しているAVを選ぶようにしましょう。
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そうした現実的なAVを見ながら、オナホール使用などで正しい自慰行為(オナニー)を行います。
視覚だけに頼らずに、できるだけ女優に挿入している自分のペニスをイメージし、膣の感覚を楽しむようにします。セックスする相手(恋人、妻など)がいる場合は、AVを見ながらも常にその人とエッチをしているところを想定します。
足ピンオナニーもやめて、低刺激のまま射精できるようになるまで続けます。
AVを見ながらも、映像の女性とセックスしている気持ちになって同じ体位で射精できるようにします。男優になりきって、自分で態勢を作り、オナホールではなく自分の腰や体を動かして射精まで持っていくようにオナニーします。
このように、AVのジャンル、オナニーの仕方、イメージング、実際の性交時の動きに近づけて行う、ということに気をつければ、必ずしもAVを見てオナニーをしたからといって膣内射精障害にはならないし、現在障害のある人も改善できるということです。
私自身はこちらの記事にあるように、膣内射精障害をオナニーで克服する際にはAVを見てオナニーしていました。ぜひ、参考にしてください。
オナニーをしければ過度なAVを見ても問題ないのでしょうか?
匿名さん、コメントありがとうございます。個人的には「AVを見る=オナニーのオカズ」という利用以外したことがなく、ただ見るだけならどうか?ということは考えたことはありません。
ただ、AVの弊害には「AVでは膣内射精の映像が希で膣外射精が氾濫している」ということもあるようです。膣内で射精するのが当然、という感覚が失われる可能性があるようです。過度なAVにも同様に「一般的なSexで気持ちよくなれないかもしれない」という危険性はオナニーをしてもしなくてもあるのかもしれませんね。
もちろん、AVを見ていてもセックスでなんら問題がないという男性もいます。
もし現在、射精トラブルを感じているようであれば、一度AVを我慢して想像力で問題なく抜けるかどうかを試してみるとよいのではないでしょうか?