EDにはおおまかに3つの種類があります。
- 心因性ED(機能性ED)
- 器質性ED
- 混合型ED
心因性ED(機能性ED)
心因性EDは心理的な要因で起こるEDです。
EDの中でもっとも多いタイプがこの心因性EDです。
朝勃ちもし、オナニーでは勃起し射精もできるが、セックスでは立たない、固くならない、持続できない、というのが典型的な症状です。
心因性というように原因は心理面にあります。仕事や家庭のストレス、経済面、疲労、人間関係で悩んでいる、パートナーとの関係がうまくいかない、小作りのプレッシャーなどが原因で起こります。
パートナーである恋人、妻からセックス面でたとえば、「短小!」「早漏!」「役立たず!」「全然よくないね、あんたは」「だめね」「下手くそ」「前の男の方がよかった」など心無いことを言われたことにより心因性EDになる場合もあります。この場合はパートナー以外ではEDの症状が出ないという例もあります。
心因性EDの場合は、原因に心当たりがあることが多いですが、これ以外にも幼少期の性的トラウマやや初セックスが上手くいかなかったなどの過去の出来事が深層心理に根付き、EDを引き起こす場合もあります。
心因性EDの場合は、その原因さえわかればカウンセリングやレビトラなどのED治療薬で比較的簡単に治ると言われています。
器質性ED
心理的な問題ではなく身体的な面でEDとなるケースです。この場合には朝勃ちはなくなり、普段から勃起することはほとんどなく、オナニーでも勃起することが難しくなります。
原因となるのは、加齢や生活習慣病、特に糖尿病の患者の80.9%はEDの症状が見られます。喫煙や過度の飲酒習慣、また自律神経障害、うつ病や抗うつ薬の副作用、手術や外傷によるもの、前立腺肥大などの泌尿器科系の疾患などが考えられます。
器質性EDの場合には、その原因となる疾患や障害を取り除くことが重要ですが、レビトラ等のED治療薬もある程度の効果が期待できます。
混合型ED
上記の心因性EDと器質性EDが絡み合った症状です。根本的な改善には双方の原因を取り除くことが必要ですが、混合型の場合もED治療薬を用いて治療を行うのが一般的です。